狼と香辛料 第6話
今回は、いきなりピンチです。
地下水道では、どうしても逃げる方が不利になってしまいますね・・・
なにせ、出口を全部封鎖されたりしたらもう終わりだし。
相手は、ロレンスたちを捕まえるために、犬を放ちましたが・・・狼のホロがひと吠えしたら、一目散に逃げていきましたね。
流石ホロです。
これで少しは有利になったかと思いきや、そうでも無いようです。
だんだんと、逃げ道がふさがれていますね。
ついには、ロレンスが攻撃をくらってしまいました。
痛そう・・・意識まで遠のいてしまうし・・・
何とか、出口を見つけましたが・・・アレじゃ出られませんね・・・
万事休すか・・・
いきなりホロは何をしだすのかと思いきや、ロレンスの血を飲み始めました。
ホロって、吸血鬼だったっけ?
いや、狼ですよね。そういえば、人間の生き血を飲めば、狼の姿になれるんだったっけ。
それにしてもでかいなぁ~。
敵の奴らなんて、簡単にやっつけっちゃいましたよ。
そのままホロはどこかへ行ってしまいました・・・
コレが無言の別れ?
ロレンスが目を覚ますと、無事でした。
そして、取引の報酬は・・・どうやら、かなり少ないようですね。
でも、悪いことだけでなく、良いこともありましたね。
誰かから、請求書が。
ホロ、容赦なく買い物するなぁ~。
一気に今回の報酬使い果たしたんじゃないですか?
残ったのは、報酬の胡椒だけか?
まぁ、商人なら香辛料があれば、どうにだってできるか。
